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Contents
ストレス雑学
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うつ病とこころの病気
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こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
うつ病とこころの病気
INDEX
1 うつ病について
6 うつ病の方へのかかわり方
2 うつ病になるきっかけとは?
7 職場復帰と再発予防〔こころのリスクマネジメント〕
3 うつ病をチェックしよう チェックリスト
8 うつ病と自殺
4 うつ病の診断基準
9 職場で問題となる疾病とその対応 チェックリスト
5 通院・治療・服薬について
 
1:うつ病について
→うつ病は『心の肺炎』   →うつ病の特徴的な9つの症状   →うつ病に特徴的な"症状の波"   →うつ病でみられるこころの3症状   →うつ病でみられるからだの症状   →「仮面うつ病」とは   →うつ病における睡眠障害
うつ病でみられるからだの症状
からだの欲動が低下することで生じる症状と自律神経症状が、うつ病の身体的症状の代表といえます。このうちからだの欲動とは、個人や種族が生きのびるために必要な本能に根ざした行動を起こす活力のことです。
 具体的には食欲や性欲、睡眠欲、飲水欲、排泄欲、および活動と休息に関する七欲動をさします。うつ病で現われるからだの症状の多くは欲動の低下が原因といえます。

からだの症状と出現率(%)
●睡眠障害 …………
98
●食欲不振 …………
90
●体重減少 …………
75
●尿が近い …………
70
●生理不順 …………
40
●めまい …………
30
 
●疲労・倦怠感 …………
90
●頭が重い …………
85
●性欲低下 …………
70
●便秘・下痢 …………
50
●胸のドキドキ …………
40
●ふらつき …………
30

自律神経症状は、内臓の諸器官や血管系、汗腺、分泌腺などの機能の異常によって起こり、年齢と深い関係があります。若年者では、口渇や便秘などは少なく、先にふれた欲動の低下に基づく症状が主体です。ところが初老期になると、自律神経症状である口渇や便秘などが生じてきます。さらに胸部や腹部を中心とした自律神経症状や痛みなどが加わるのです。脳で血流が低下したために、めまいやふらつきも起こったりします。

老年期を迎えると、これらに胸や腹部の不快感や奇妙な体感が加わり、ひどい苦しみをもたらす症状となります。たとえば「心臓がつかまれる。背中がサワサワする。お腹がぐるぐると動く感じがする。体が鉛が入ったように重い」などと訴え、原因がわからない痛みとして現われることがあります。病院にもかかりやすいため、からだのことが心配で内科などを訪れた方が、いくら検査をしても何も問題がみつからず、最終的に、不調の原因が“うつ病”にあったと判明するようなケースも少なくないようです。

身体症状ばかりが目につき、うつ病がその裏に隠れているようなケースは、“からだの病気の仮面をかぶった”うつ病という意味で「仮面うつ病」と呼ばれることがあります。
ときには食欲がまったくなくなり、やせて衰弱したり、口渇や便秘などが、強く現われたりします。

また、抗うつ薬治療にともなって出現する副作用としての自律神経症状も、高齢者では口渇や便秘、排尿困難などが起こりやすくなります。

年齢とからだの症状との関係 
成人期
初老期
老年期
食欲や睡眠、性欲の低下
  口渇、便秘、動悸、胸の圧迫感、息苦しさ、腹の膨満感、肩こり、腰痛、めまい、ふらつき
  腹部の違和感、体の不調感、やせ、衰弱、痛み
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