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Contents
ストレス雑学
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ストレスコントロール
うつ病とこころの病気
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こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
うつ病とこころの病気
INDEX
1 うつ病について
6 うつ病の方へのかかわり方
2 うつ病になるきっかけとは?
7 職場復帰と再発予防〔こころのリスクマネジメント〕
3 うつ病をチェックしよう チェックリスト
8 うつ病と自殺
4 うつ病の診断基準
9 職場で問題となる疾病とその対応 チェックリスト
5 通院・治療・服薬について
 
5:通院・治療・服薬について
→医師は最高のサポーター   →うつ病であることを自覚するまでのプロセス   →診療科目について知っておこう   →うつ病を治すための7つのポイント   →うつ病の治療:急性期治療   →うつ病の治療:継続期・維持期治療   →うつ病が慢性化した場合   →新しい抗うつ薬として登場したSSRI
医師は最高のサポーター
こころの病気を改善するには、信頼できる医師のもと、じっくりと腰をすえて治療に専念することが大切です。「どこかに自分に合う先生はいないか」とあちこち病院を訪ねて、少し薬をもらっては通院をしなくなる、いわゆるドクターショッピングを繰り返す方がいますが、これでは、どんな名医でも病気を治すことができません。

相性が合う医師もいれば、合わない医師もいます。快適に治療を受け、効果を早く出すためには、相性のよい医師と出会って、上手にコミュニケーションをとり、二人三脚でうつ病に立ち向かうことがいちばんです。


◆相性よければすべてよし?

精神疾患の治療で必要なものは、診療時間の長い短いより、どれだけ相手のことを理解してくれる医師かということでしょう。
うつに陥っている方は、不安感が先に立って、言いたいことがまとまらなかったり、うまく伝えられなかったり、どうしてもまわりくどい話し方になってしまいます。そんなときでも、相性がよければ、お互いきちんと気持ちを通わせて、情報交換することができます。

なかなか病気が改善しないからといって複数の病院や医師を転々としてしまいがちですが、少なくともうつ病の場合、それは大きな間違いです。うつ病は慢性化の傾向のある病気です。したがって、それまでの病状や治療の経過をよく知っている主治医をもつことが大切なのです。

本当に自分に合った医師と出会うのは難しいかもしれません。まず、何人か医師の診察を受けて、様子をみるのもよいでしょう。かかりつけの医師から専門家を紹介してもらうのもひとつの方法です。


◆敬遠したい病院と医師

先に述べたように、早く病気を治そうと焦るあまり、治療先を頻繁に取りかえるのは、よいことではありません。
しかし、次のような傾向のある医師や病院は、治療を受ける側としては好ましいとは言いがたく、転院を考えてもよいかもしれません。

 担当医が一定ではない

診察のたびに違う医師が出てくるのは困りものです。
うつ病を治すには長い時間がかかります。継続的に診察してくれる主治医がついていれば、病状の変化にも対応してもらえるし、症状に合った処方が受けられます。担当医がそのつど変わるような病院は、どんなに評判がよくても考え直してみるほうが賢明です。

 プライバシーが守られない

うつ病は非常にデリケートな病気です。診察では個人の生活から考え方まで、かなり突っ込んだ質問がなされることもあります。病院のなかには簡単な間仕切りしかなく、診察内容が次の方や廊下で待っている方などに筒抜けというような設備のところでは、安心して問診に答えられませんし、医師も的確な
判断が下せません。
最低限、プライバシーが侵害されない病院を選びたいものです。
 治療内容をはっきり伝えてくれない

いくら医師には守秘義務があるからといっても、本人にまで治療の内容を秘密にするような医師では、逆に信頼感がもてません。現在の状態や今後の治療方針、薬の副作用などの情報提供、治療した後の見通しなどを、いかに具体的に説明してくれるかというのも、よい医師の条件です。

 話を聞いてくれない

場合にもよりますが、うつ病などの精神疾患は、からだの病気などよりも、診察時間が長いのがふつうです。
それは、医師は問診から得られる情報をベースに、本人の状況を把握し、治療方法を検討し、薬を処方するからです。それなのに通りいっぺんの診察だけで「とりあえず様子をみるということにしましょう……では、次の人」というような、あわただしい対応しかしてくれない病院や医師は、避けた方がよいでしょう。

うつ病に限らず、病気を治療するには、医師とのコミュニケーションが欠かせません。どんなに偉い先生でも、どうも自分には合わないな……というケースは少なからずあり、相性の問題が治療に微妙な影響を与えることがあるのも事実です。

医師を変えてみたいと思ったときには、どこが合わないのかを自分で吟味したうえで、検討してみましょう。
ただ、その際、忘れてはならないことは、それまでの診療内容を記した紹介状をもらうことです。それがないと、次に診てもらう医師に初めから症状を説明しなければならず、時間が無駄になってしまいます。
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