logomark 個人の輝きと組織の活性化を応援します!
ライフデザイン研究所-LifeDesign Institute-
TOP 各種パンフレット 会社概要[メンタルヘルス EAP] お問い合わせ[メンタルヘルス EAP] 個人情報保護ポリシー[メンタルヘルス EAP] サイトマップ[メンタルヘルス EAP]
経営コンサルティング/組織開発
人材開発/研修セミナー
ストレスチェック [メンタルヘルス]
キャリア & 心理カウンセリング
Member Login
会員企業の方は、こちらよりログインしてください。
ID
PASS
 
⇒パスワード忘れはこちら
⇒新規ご入会案内はこちら
Contents
ストレス雑学
ストレスと上手につき合う認知行動学
ストレスコントロール
うつ病とこころの病気
上司のためのメンタルヘルス
コーチング&ファシリテーション
セクハラ&パワハラ
家族のためのメンタルヘルス
ストローク“こころの栄養素”
キャリアデザイン
F ・・・ フリー
F/M ・・・ 一部メンバー限定
M ・・・ メンバー限定
レ ・・・ チェックもの有
 
こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
上司のためのメンタルヘルス〔ラインによるケア〕
INDEX
メンタルヘルスにおける上司(同僚)の役割
治療から職場復帰
職場不適応対策の実際
上司のためのリスニングスキル
1:メンタルヘルスにおける上司(同僚)の役割
→上司のためのストレスの基礎知識   →SOSに気づくのは誰?   →上司に期待すること   →部下の変化に気づく   →関心・声かけ・聴く・つなぐ   →行動の背景を想像しよう   → 行動の動機づけは本人に任せよう   →あなたの職場は大丈夫?   →明るく活気ある職場づくり   →メンタルヘルス不調者への対応   →うつ病の部下との対応上の注意点   →うつ病の予防策   →上司自身の健康と職場への影響
上司に期待すること
職場において、上司の役割は、経営上与えられた業務を遂行し達成することです。
このためには、働きやすい環境づくりに心がけ、適切な業務命令を発し、一人ひとりがいきいきと働けるように配慮することが大切です。

すべての労働者は、日々変わりゆくこころの状態にあり、その中で職務に就いています。時には、沈みこむことがあるでしょうし、気が散って仕事に集中できないという状況もあり得ます。こういうことの事前防止、トラブルにつながる前の対応、不幸にしてこころの健康問題が生じた場合の手助けなど、各人がはつらつとして、十分な能力を発揮できるようにするために、上司が配慮すべき点は少なくありません。

以下にそれらの内容を概説します。


◆職場環境の改善

労働者のこころの健康には、職場環境や仕事の内容などが影響を及ぼします。
管理者は、常にこれらの問題点を把握し、改善することによって、良好な職場環境を維持するよう努めなければなりません。

このためには、職場巡視や作業結果の報告、労働者から意見聴取した内容、あるいはストレスに関する調査の結果などを通じて、具体的な問題点の把握に努めるとともに、それらの改善のために、職場環境、仕事の内容の見直し、そして組織の見直しなど、幅広い観点からの対策を講じることが期待されます。

そして対策の効果を定期的に把握し、必要があれば、さらに効果的な対策を考え、進めるようにして、全体が善循環サイクルに進められるようにするとよいでしょう。

改善措置を講じる際にも、部下の意見を尊重する姿勢が望まれます。


◆個々の部下への配慮と相談対応

上司は、個々の部下の能力や経験、そして日々の様子などをよく知った上で、過度な疲労、心理的負荷が生じないよう、仕事を命じ、適切な就業管理を行わなければなりません。そして部下が過労と感じたり、強度の心理的負荷を負っていないか、また何か悩みごとを抱えていないかなどについて、関心をもつことが大切で、日常、部下の話をよく聴き、何かあれば相談にのれるように心がけてください。

場合によっては、事業場内産業保健スタッフや事業場外資源(事業場外でメンタルヘルスへの支援を行う地域の保健機関、専門家など)への相談・受診を勧めるなどの対応が求められます。

次に、部下のこころの健康問題に気づき、的確な対応を講じる上で参考となると思われる点を解説します。

 1.部下をよく知る

部下一人ひとりは、生まれ持った資質が異なり、成長の環境も一様ではありません。
また、現在おかれている状況も、能力、健康状態、家庭環境、悩みなどさまざまです。これら、来歴や環境について必要な範囲で、部下のプロフィールを把握しておくことは大切なことです。

背景や普段の様子をよく知らなければ、その人の変化に気づくことができませんし、どう対応してよいかもわかりません。上司の同じ一言であっても、ある人はあまり気にしないが、ある人はひどくこころを痛めてしまうということは、よく経験されることです。

部下が心身の状態を乱した時に家族と話す必要が生じた場合、どの人に話したら快く協力してくれるか、ということなども知っておきたいことです。

 2.細かい変化を見逃さない

「部下の精神状態など、専門家でないからわからない」という意見を聞くことがありますが、逆に専門家であっても、日頃の様子がわからないために、状況の把握に手間どることがあります。

部下の様子をよく知っている上司が、一人ひとりのコンディションに目を配り、関心を持って接することは大切なことです。気づきが早いほど対応がとりやすく、大きなトラブルを回避できることが少なくありません。

自分の子供をみるように、あたたかい眼差しで眺め、必要なら、指導、支援の労を惜しまないようにしたいものです。

 3.必要に応じた対応を迅速に

こころの健康問題への対応は、「よく話をすればよい」、「不平・不満を解消してやる」というレベルから、「専門家の判断に任せる必要がある」あるいは「専門的治療を要する」などさまざまです。

時には、家族との連携を要する場合がありますし、主治医の指示に従って対応しなければならないこともあります。そして、上位職者や人事部門と相談して、人事上の措置を講じなければならないケースも想定されます。
BACK UP NEXT

* i n f o r m a t i o n !
  メンタル不調者への対応法、リスニングスキルなどを学びたい方は、
  お気軽に「ライフデザイン研究所」にお尋ねください。
→→→
i n f o r m a t i o n ! *

Copyright© 2000 LifeDesign Institute. All rights reserved.