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WANT |
欲求、価値観 |
“したいこと”“やりたいこと”“大事にしたいこと”“譲れないこと” |
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自分が大事にしている価値観を明らかにすることからはじめましょう。
これまでの人生でターニングポイントとなるような決断をしたことを振り返り、なぜそのような決断をしたのか、なぜ他の選択肢を選ばなかったのか、その時何を大事にしてそのような決断をしたのかを考えてみると自分の大事にしている価値観が見えてきます。
また、自分が大事にしている価値観と企業(組織)の価値観が合っているかを確認することはキャリアを選択する上では重要な観点です。たとえ職種上は自分のやりたいことと一致していても価値観が合っていない場合には組織から期待されること(業績や行動)と自分のそれとの間にズレが生じ、成果を上げにくい状態になります。
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CAN |
能力 |
“できること”“自分は何が得意か”&“何が不得意か |
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自分の能力や持ち味を捉える上では、周囲からフィードバックをもらうことが有効です。
多面評価などを取り入れて、自己の評価と他者の評価を比較し、そのギャップから自らの強みや弱みについて多くの気づきを得ることができます。
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MUST |
(組織からの)
要望、期待 |
“すべきこと” |
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ここで大切になるのは、自分のWANTとの接点を見つけることです。
ここでのポイントは、今やっていること(業務レベル)と自分のやりたいことの接点を直接的に結び付けようとするのではなく、“今の仕事を通して顧客(社内外)に提供している価値”や“組織のビジョン”と“自分が大事にしている価値観”との接点を見つけることです。そこでの接点が見つかることによって、今やっていることについても自分のキャリアとの関係で意味づけられます。さらに、現在所属している組織だけでなく、上記の観点から会社内を広く見渡してみることによって接点を見つけることができるかもしれません。
少し視点が変わりますが、MUSTを広く捉えると家族からの要望、期待というのもこの要素の中に入ってきます。高齢化の進展や女性の社会進出が進む中で、その視点を持った上でキャリアを考えることはとても大切です。
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上記の3要素の重なる部分が【WILL:意志】で、個人が選択した“すること”です。
「私の天職(使命)はこれだ」というふうに自らのキャリアを発見するのは稀なことであり、多くはキャリアというものは迷いながらも“決める”ものという印象を抱きます。先のWANTについても自分の“したいこと”の中には両立が難しいものも出てきます。そういう時にはどちらかを捨てることが必要になってきます。もしくは捨てないまでも優先順位を付けることが必要になります。とても悩ましいことですが、それがキャリアを考えるということです。 |
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* i n f o r m a t i
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i n f o r m a t i
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