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キャリアデザイン
INDEX
1 キャリアデザインを考える
6 キャリアをデザインしよう
2 キャリア発達のプロセス
7 キャリアデザインのフレーム
3 「何になりたいか」よりも『何をしたいか』
7 デザインとドリフトのハーモニー
4 キャリアの主人公
9 キャリア・アンカーとは チェックリスト メンバー限定
5 「生きがい」から『居がい』へ
10 エッセー&コラム
8:デザインとドリフトとのハーモニー
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◆「キャリアの全体」ではなく、「キャリアの節目」だけはデザインしよう!

キャリアは、もしデザインしなければ、ドリフトします。つまり流されていってしまうのです。
常にデザインするのは無理ですが、節目にもそれを怠っていると、人生の漂流者になってしまいます。

出会いや偶然を活かすには、むしろすべてをデザインしきらない方がいいようです。
ドリフトしてもいいというより、節目以外はドリフトすべきだといってもいいかもしれません。

どんなに慎重に自分のキャリアをデザインしようと思う人でも、何十年にも及ぶキャリアの全体をデザインしきれるわけではありません。ドリフトの要素も必要で、それに気がつかないと、過剰な計画や過剰な設計を目指して疲れてしまいます。考えすぎて元気よく歩めなくなるようなら、本末転倒です。デザインは、元気よく歩むための助走なのですから、デザインという面ばかりが優先しすぎない方がいいのです。

しかし、たった一回限りの人生やキャリアの全体を、自然な流れにずっと任せっぱなしにはできないでしょう。(詳細な計画とまでいかなくても)大きな方向づけや、夢や抱負が必要でしょう。キャリアを選び取るときに、私たちがやっていることは、ある意味では、夢と現実との間のダイナミックな刷り合わせ(夢の現実吟味、reality-testing of dreams)です。どういう人生を歩みたいか、どのようなキャリアにしたいか、について大まかでもいいので、まずは方向感覚が絶対に不可欠です。

節目では、おおまかでもいいから、この方向でいくというのをしっかり選んでいてこそ、その後は、ドリフトしても偶然が微笑むのです。

日本経済が右肩上がりだった頃は、どんなに忙しくても、がんばっていれば定年退職まで勤め上げることができました。皆が流されていたとはいいませんが、少なくともキャリアを自分でデザインするという発想は乏しく、いったん会社に入ると、働く個人は、キャリアについては会社任せでした。キャリアという言葉もあまり使われませんでした。せめて節目だけでもデザインするといっても、最初の就職のときを除くと、自分でデザインしているという自覚が乏しかったのです。

しばしばドリフトがデザインに先立つことを見かけますが、常にデザインの方を節目では優先する必要があります。


◆「戦略」を「キャリア」と読み替える

われわれが生きている、日々仕事をしているということは、後方に轍を残していっているということです。寄り道したりしながらも、過去の歩みにパターンが(後智恵にすぎないとしても)見出されます。それを振り返れば、これからの歩みのあり方を展望するのにも有益となります。

そして、そのような内省のポイントは、岐路(節目)に立ったときです。節目は内省のポイントであり、内省はデザインの契機となります。節目以外は、足の赴くまま、景色に導かれるままに、ほかの旅人が示唆する方向にドリフトしてもいいでしょう。しかし、岐路では、シャインの3つの問いや、アーサーの3つの問いを真剣に受け止めることが大切です。


◆シャインの3つの問い

経営学におけるキャリア論の大御所ともいえるMITのエドガー・シャイン(Edgar H. Schein)は、つぎの3つの問いについて内省することが、キャリアについて考える基盤を提供するといいます。

エクササイズ 自己イメージのチェック
  1. 自分はなにが得意か
  2. 自分がいったいなにをやりたいか
  3. どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、社会に役立っていると実感できるのか、他者がどのように思っているかではなく、自分が自分をどのようにとらえているか、3つの問いに、走り書きのメモでいいので、答えてみましょう。文章にしなくても、キーワードをメモするだけでもかまいません。キャリアの内省に役立ちます。

上記の3つの問いは、それぞれ自己イメージの3つの側面を表しています。

(1)能力・才能についての自己イメージ
(2)動機・欲求についての自己イメージ
(3)意味・価値についての自己イメージ

自己イメージとは、自分についての主観的な理解です。
能力や才能について、私たちは、いくら客観的に知ろうとしても、正確には知りえませんし、よく「できるか」どうかは相対的なものです。あなたがどう思うかが大事なのです。また、あることに才能をもっていても、それが本人にとって重要ではないこともあります。自分が重要だと思い、自分がうまくできると思っていることが何なのかに答えることが、能力・才能についての自己イメージを形成することになります。
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