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ストレスチェック『こころの健康診断』の3つの機能と対応
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8:カウンセラーの選び方
 
どのようなカウンセラーを選び、どのように活かせばよいのか、いくつかのポイントをご紹介します。
 
ポイント1
カウンセラーの資格・肩書き・得意分野

カウンセラーの資格で認知度が高いのは、日本臨床心理士認定協会が認定する「臨床心理士」です。
しかし、資格を持たなくともきちんとしたトレーニングを継続的に受け、実力のあるベテランのカウンセラーも多く存在します。その一方で、専門的なトレーニングをわずか受講しただけで、カウンセラーとして看板を出している人が存在するのも事実です。

まずは、カウンセラーのプロフィールに注意してください。大切にしている考えや経験、専門とする精神療法を確認しましょう。面接の際に用いる精神療法に関して、数多くの得意分野を列挙している場合は、少し注意した方がいいかもしれません。

カウンセリングは、こころの癒し、自己への気づき、自己への成長となる半面、乱暴に扱うと、時としてこころの傷を深めることにもなります。ですから、誠実に自分の器を知り、地道に取り組むカウンセラーの方が、専門家として信用できることが多いように思います。

カウンセラーもクライエントも生身の人間同士ですから、通常の人間関係と同様に、ご縁や相性も選ぶ際の大切なポイントです。特にふたりの相性は信頼の形成や継続的な関係づくりに通じるので、ご自身の直感を信じていただくことも大切です。

そのためには、病気になってからではなく、日頃からアンテナを張り、健康な時に自己成長の目的で気軽にカウンセリングを体験したり、カウンセラーが主催する勉強会などに参加することを、ぜひお勧めします。

ポイント2
カウンセラーの探し方
 
〈1〉公的な機関に問い合わせをして探す方法

お子さんに関することであれば、お子さんが通う学校のスクールカウンセラー、地域の教育センターや青少年センターに問い合わせましょう。ドメスティック・バイオレンスやセクシュアル・ハラスメントの問題などについては、地域の女性センターを活用することをお勧めします。保健所などは地域の医療機関の情報には詳しいのですが、仕事の悩み、職場の人間関係、夫婦およびそのほかのカップルの問題などであれば、次のAを参考にしてください。

〈2〉医療機関以外でのカウンセリングを望む場合

大きな都市では、タウンページや街の看板などで、民間の相談室(カウンセリング・ルーム)の宣伝を目にすることが多くなりました。民間の相談室の場合、ホームページでカウンセリング・ルームの紹介、具体的な分野別相談内容、登録しているカウンセラーのプロフィールや専門分野、カウンセラーからのメッセージなどを公開していることが多いようです。

また、対面の面接のほか、電子メールや電話でのカウンセリングを行っている相談室もあります。その場合、カウンセリングを初めて受ける人や遠方の人でも、利用しやすいシステムになっています。

最近では臨床心理学科のある大学で、地域に開かれた教育機関を実践すべく、一般向けにカウンセリングサービスを提供しています。(ただし専門家育成の目的もあり、教官の指導の下に、勉強中の大学院生が担当カウンセラーとなっている場合もあります)

ポイント3
システムや料金などについて

病院で受ける場合も、そうでない場合も必ず予約の有無を確認してください。問い合わせをしながら、事前に自分に合うかどうかの雰囲気をつかんでおくことも大切なポイントです。

病院でのカウンセリングは、保険がきく場合とそうでない場合があります。保険の範囲内の場合は、1回のカウンセリングは30分以内となります。しかし初診(初めての診察)だけは、1時間程度取ってくれる良心的な病院もありますので、それも事前に電話で問い合わせてみるましょう。医師の診察は保険がきいても、カウンセリングは自費扱いにしている病院では、1回45〜60分の面接時間で、民間と同等の料金(5,000円〜)がかかる場合もあります。

民間の相談室の場合は、前提として“治療機関ではない”ため、診断・診察・治療(薬の処方も含む)が必要な方は、同時並行で医療機関と連携することになります。

また、キャンセル料についての考えは、まちまちです。相談室の立場からすれば致し方ない制度だと思われます。他方、クライエントの立場からすると不安を感じる要素となるかもしれません。弊所では当日のキャンセルに関してキャンセル料をいただくシステムをとっています。

 
ポイント4
病院と民間の相談室の違い

極端な表現になりますが、病院は「治療」(症状の軽減・消失)に重きを置くので、“どんなにたいへんな悩みを抱えているか”とクライエントの気持ちに寄り添うよりも、「症状に対する具体的な対処」が優先される傾向があります。つまり、まず症状を治すことが病院の目的なのです。

クライエントの主訴によっては、病状として症状が表れていようがいまいが、「いま抱えている悩みをどう対処すればよいのか」「職場の上司とどう付き合っていけばいいのか」「とりあえず、溜め込んだ想いを吐き出したい」「結論は理解しているが、それを選択するまで、もう少しゆとりが欲しい」といった個々の状況を受容し、寄り添うことが、解決につながる第一歩となることがあります。

こうしたことを受け入れる際、柔軟な対応が利く民間の相談室の方が適している場合があります。(ただし、治療が必要な場合は、病院と連携していくことが前提です)
また、カウンセリングを通して、普段は、なかなか触れることの少ない自分の大事な部分や未解決なことに取り組むので、カウンセラーとの相性がとても大切になります。

からだやこころが病んでいると、頼りになりそうなカウンセラーに身を任せたくなるでしょう。しかし、健康を取り戻す主役はクライエントであるあなた自身です。快復へのキーワードは、「あなたの自律性」なのです。これまでの内容を参考にしながら、カウンセラーとの良い縁を自分の力で選び取るという自覚を再確認してください。
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