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06
Transactional Analysisによる 自己成長プログラム
 
〜 いきいきとした個人と組織をつくるTA 〜 精神分析の手法 TA(交流分析)による個人と組織の活性化
 
コミュニケーションというと他者との対話を想定しがちですが、他者との前に自己内対話、自分と自己との好ましいやりとりが大切なのではないかと思います。自分を理解し、自分とキャッチボールしながら、自分を受け入れ、そして他者を受容し受け入れることができるのではないでしょうか。

自己理解 → 自己受容・自己成長 → 他者理解の拡大 → 円滑な対人関係

自他への気づき→自己成長・相互支援・相互啓発→好ましい組織風土→企業の成長発展

企業の共育訓練、能力開発は、業績中心の考え方で行われることが主流です。業績を上げるという企業の考え方から見れば、それに徹することは必要です。しかし、長期的な人材育成を考えるならば、また、現代社会で企業が存続、発展していくために必要な柔軟で創造的な人材育成を考えるならば、業績に徹する一方で、豊かな人間性を育てることにも十分配慮する必要があります。


TA(交流分析)とは

TAとは、Transactional Analysisの略語です。日本では、交流分析とか対話分析と略されています。
 
◆TAは心理療法であり、人間行動の理論
アメリカの精神科医エリック・バーン博士によって創始された、人間行動の一つのまとまった理論であり治療のシステムです。TAはもともと集団心理的療法に付随した治療法の一つとして開発されたもので、理論そのものがより実践的であったので、家族関係の問題や夫婦関係の問題解決に大きな効果を発揮しました。もちろんTAは1対1の場面にも大いに役立ったことはいうまでもありません。このTAは心理療法としてはまだ比較的新しいもので、その起源は1950年代の半ばにあたります。その後、飛躍的に発展し、今日では全世界の治療の分野だけでなく、企業や官庁などの組織にまで広まっています。
 
◆TAはやさしく、わかりやすい
バーン博士は、治療を受ける人がより積極的に治療に参加する方法をとりました。そのために、TAの用語は、口語体で、日常語がつかわれています。
 
◆TAのめざすもの
TAの究極的なゴールは、個人の自律性を高めることです。 自律的な人間とは、自分の思考、感情、行動に自分で責任のもてる人をいいます。そのためには「今、ここでの気づき、自発性、親密さ」の三つの能力が必要です。

 (1) 自分自身を理解するためのてがかりとなり、
 (2) 自分が他人とどのようにかかわっているかに気づき、
 (3) 自分が今、歩んでいる人生がどんなもので、それが一体何によって決められたかに気づき、
 (4) 自分が今までに無意識にやっていきた行動、考え方、感じ方のもとになっている要因に気づく
 
◆TAの扱う領域
 ・ 私たちの行動のしかた
 ・ ものの見方や考え方(思考)
 ・ 感情のもち方、反応のしかた
 ・ 取組姿勢、態度
を扱うもので、これらの行動・思考・感情・態度は、集約すると私たちの「性格」であり、ひいてはそれは私たちの生き方そのものの現れなのです。そして、これらの事柄は気づくことによって自己革新できるのです。
 
◆TA研修の狙い
「自分が変われば他人も変わる!過去と他人は変えられない。変えられるのは今ここの自分から」

自律的に生きるとは自分の生き方は自分が選んだのであり、
 (1) 自分が源であることに気づいている
 (2) うまくゆかないときに他人や環境のせいにしない
 (3) 他人を変えようとしたり操作をしない
 (4) 自分の思考感情行動に責任をとる
 (5) 過去を後悔せず"今、ここ"を精一杯に生きる
 (6) 代償を求めずに生きる
したがって自律的な人間は、自分の人生は二度とないことを知り、一瞬一瞬を大切に生産的に生き、一所懸命に生きることの喜びを感じ、Iam OK&You areOKという健全で活性化した組織風土づくりの基盤を築くこととなります。


研修スケジュール

Time
第1日目
第2日目
9:00






12:00
−導入−
TA研修のねらい
〔1〕.自分を知り、他者を知る −自我状態分析−
   (1) 自己概念と成長
   (2) 性格分析とPAC
   (3) 自己分析
   (4) 自己への気づき−自己変革〔1〕
〔3〕.基本的な人生の態度 −ライフポジション−
   (1) 生き方の4つのパターン
   (2) 自己への気づき−自己変革〔3〕

〔4〕.生き方と人生目標 −人生脚本分析−
   (1) 人生の脚本とは
   (2) 人が生き方を決めるまで
   (3) 新しい生き方の手がかり
13:00






17:00
〔2〕.人とのかかわり −ストローク−
   (1) 生きがいを感じるとき
   (2) 生きるための心の栄養源
   (3) ストロークの体験
   (4) ストロークの応用
   (5) 人とのかかわり
   (6) 自己への気づき−自己変革〔2〕
   宿題:自己の生き方に気づく「自己への賛辞」
〔5〕.新しい自己への出発
   (1) セミナーで気づいたこと
   (2) 自己への気づき−自己変革〔4〕
   (3) 新しい職場づくり
   (4) 自己革新計画書の作成
   (5) 相互啓発(発表)

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