私たちは現実の世界を、ありのままに受けとめず、その人なりの考え方で解釈しています。
「私たちは出来事の世界に生きているのではなく、受けとめ方の世界に生きている」
「私たちは物事をありのままに受けとめているのではなく、私たちのありのままに物事を受けとめている」
認知行動心理学では、ある場面、ある状況で、あることが起きると、それぞれその人なりの考え方で解釈した結果、ある不快な感情が生じ、結果として不適切(不適応)な行動に至ると考えています。そしてその不適切な行動が、その状況をさらに悪化させ、本人の解釈を正当化し、さらにその不適切(不適応)な行動が強まることになるのです。
本講座では、ストレスをなくそうとするのではなく、ストレスと上手に付き合う方法を習得していただきます。 |