■本研修の狙い
報連相は仕事の進め方の基本であり、リーダーシップ、コミュニケーション、マネジメントを総括するほどの重要な基盤であるといえます。
従来、私たちは、既に出来上がった手法・方法の導入に躍起になり、右肩上がりの成長期を歩んできました。QCやTPMといった管理・改善手法を取り組むことに邁進し、他社(大企業)が取り入れたことを自社にもそのまま導入するといった手法論に偏った結果、多くの企業が個性(創造性)のない企業へと化してしまいました。
企業を取り巻く環境が激変し、従来の常識が非常識化する現状において、従来の受動的な経営手法では限界が生じています。(手段思考から目的思考へ)
創造的破壊へと能動的な自社変革が求められる環境下では、自社独自の基盤を再構築する必要があります。情報の共有化が重要な鍵をもつ現状には、自社独自の“真報連相”が求められています。
真報連相セミナーを通じて、マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションの質を向上し、好ましい企業文化の創造へと歩み出されることを念願します。
■真報連相とは…
組織内の情報はよく血液に例えられます。情報の適切な伝達(正常な血液循環)の欠落は、各組織構成単位(各器官)の機能障害のみならず組織(生命体)全体の存続の危機をも招きかねません。組織内の「下から上」への情報伝達の規範として「報連相」(報告・連絡・相談)という用語は既に定着した感があります。しかし、真の情報の共有化のためには、循環器系の動脈と静脈のように「上下双方向の報連相」が重要です。また報連相をする「目的」や報連相をする「自己」と「他者(との関係)」もテーマとなります。従来の報連相をより深化・洗練させた「真・報連相」のノウハウにより、組織の活性化やよりよい仕事の進め方の情報(ヒント)を提供します。
■対象企業事例
◇CSが形骸化し、息詰まっている企業
◇コミュニケーションが円滑でなく、弊害が露呈している企業
◇情報が共有化されず、機会損失を繰り返している企業
◇手法に偏り、受動的な風土が根づいている企業
◇上下、左右の信頼関係に欠け、物事が生産的に進行しない企業
◇「自分さえ良ければいい」といった他罰的な意識が醸成されている企業…など
教え込まれる研修→主体的に考え込む研修
答えが提示される企業→答え(常識)を創出する企業 |
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