リーダーとなる人の条件といえば、威厳があるとか、統率力や説得力がある、折衝の手腕があるなどの要素があげられがちです。しかし、これからの時代は『幸せ』がリーダーにとって最も重要な条件になるのではないでしょうか。
『幸せ』そのようなキーワードは、軟弱な感じで、リーダーの条件としてはふさわしくないのではないかと考える人もいるかもしれません。右肩上がりの成長期では、“24時間戦えますか!”の通り、たくましく強いリーダーが求められました。また猛烈な仕事人間も高く評価されました。しかし、時代が変化し、成熟した現在、私たちの関心は心の充足「幸せ」感に向いています。リーダー自身が周囲の人から見て『より幸せな人』でなければ、尊敬される対象にならないのではないでしょうか。
リーダーの立場にあっても、家庭が崩壊していたり、利己的な名誉欲ばかり追い求めていたり、自分を偽りながらの仕事人間では、いくら口や顔でごまかしていても、魅力ある存在とはいえません。まわりの人も「この人のためなら」という想いを抱きません。リーダーにかかわらず、自分自身が『幸せ』に輝いている存在であることが、尊敬され、魅力的なリーダーといえます。
この図式では、幸せは、成功の向こう側にしかないことになります。そして、一度所得が上がるなど、成功を手にしてしまえば、それはそれで一瞬幸せな気持ちになるでしょうが長続きはしません。そして、目標を達成するたびに、もっと、もっととさらに先の目標を立てます。これだと、いつまで努力を続けても永遠に幸せを手中に収めることは出来ない仕組みになってしまいます。
幸福感があれば、能力を最大限に発揮するよう努め、高い成果を出すことができます。幸福感や楽観主義は、業績を高め、成果をもたらすのです。逆に悲観主義だと、思考が広がらず、発想力が必要な課題が解けなくなるという現象もあるようです。
本セッションでは、コーチングやカウンセリングのさまざまなポジティブアプローチや科学的データを用いながら、リーダーの生きがいや働きがいを内省するとともに、ポジティブ・リーダーへの変革のサポートをさせていただきます。
経営判断をする立場にあるリーダーが、よりよい経営判断をし、経営活動にポジティブな変化を促すために行われる1対1のセッションです。
取り扱うテーマは自由です。職場に関する課題でも、プライベートな課題でも結構です。
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