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◆ストレスチェック『こころの健康診断』の3つの機能 |
ストレスチェック『こころの健康診断』には、次の3つの機能が考えられます。
- こころの健康状態が現在どのレベルにあるかを把握できます。
こころの状態が、健康なのかどうなのか。それがどの程度なのか。ストレスチェック『こころの健康診断』を受けることによって、健康や病気についてさまざまな事実や実態が判明し、社員一人ひとりが自己の健康レベルを自覚するための情報が得られるのです。(診断の結果、初期の段階で病気が発見されることがあり、早期治療の道を開くことができます)
- 診断の結果が健康であるにせよ不健康であるにせよ、健康への理解が深まり、健康であることの大切さを認識する機会が得られます。本人が自己の健康レベルを強く自覚することによってアドバイスを一般論としてではなく、自分自身のために役立つものとして受け入れることができるので、主体的な健康行動への動機づけがなされます。
ストレスチェック『こころの健康診断』を受けることは自分のこころの健康状態を把握するとともに、こころの健康の意味を理解する機会が得られるのです。その意味においてストレスチェック『こころの健康診断』は健康教育の機能を備えており、重要な機会教育の場を提供しているのです。
- 部署別、職種別、階層別などの「集団特性」が把握され、個人の単位では見えにくい原因が浮きぼりになり、その特性に応じた指導や改善が可能となります。
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◆ストレスチェック『こころの健康診断』を活かす3つの対応 |
ストレスチェック『こころの健康診断』の結果によって、次の3つの対応をとることができます。
- 本人が気づかないうちに病気になっている可能性がある人に対しては、悪くならないうちにできるだけ早く手を打つことができます。早期の治療や回復を目的とした対策をとる必要があります。
- 疾患は発見されず病気とは言えないものの、充分に健康とも言えないような半健康状態の場合です。
病気の予防が重点課題になります。本人へ健康について注意喚起し、今よりもよい状態を目指した健康の増進を意識づけることになります。
- 今が良好な健康状態にある場合には、本人へ健康について意識や関心を向けさせ、その状態の維持やよりよい状態に増進を図っていくことを促進します。質の高い健康をめざす健康対策の領域です。
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